プロローグ

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キンコーン……(シーン) 呼び鈴は静かな室内に響き渡る。 が、中から出てくる気配が感じられない。 もう一度、押してみる。 キンコーン……。 少し待って、今度は呼び鈴を連打してみる。 キンコキンコキンコキンキンコン!!! 遥は段々面白くなってきて。サンサンナナビョウシ風に鳴らしてみたりして夢中で遊んでいた。 物凄い勢いで、部屋のドアが開いた!! ガチャーァ!! 奈々は跳び起きたままの格好でドアを開けた。 遥「お、おはよん!起きたぁ?」 満足げな笑顔で遥は立っていた。
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