3章 戦後の潜水艦と対潜水艦配備

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3章 戦後の潜水艦と対潜水艦配備

戦時中は主力が戦艦から空母に移り変わったように戦後は大砲からミサイルへと変貌を遂げて行ったが潜水艦とてこういった時代の流れに置いて行かれるわけにはいかなくなった 飛躍的に向上した潜水艦を狩る駆逐艦や航空機に対する攻撃力に生き残るためには潜水艦も性能や技術に磨きをかけねばならなくなった 特に挙げられる潜水艦の命題は「潜航の深深度化」「潜航時間の長時間化」「静粛性の低減化」であった この問に各国は独自の答えを出した その結果が原子力潜水艦(原潜)だったりする 原潜は原子炉を持つため大型化が必須となる 近年建造された原潜は技術の向上からわずかに小型化できるようになったが…大型化自体も深深度化する答えになっていた また半永久的な潜航も可能とする大事な要素であり特に戦略核弾道弾を配備した「戦略原潜」を複数の原潜に保有し交代を繰り返す事で安全保障が建設できた また通常のミサイルや魚雷のみを搭載した「攻撃原潜」でも水中での速度は時速約40ノット(約70km/h)以上を叩き出す潜水艦として誕生したimage=151179346.jpg
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