3章 戦後の潜水艦と対潜水艦配備

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さて 増強された潜水艦を前には戦前にからある爆雷や戦時中に開発されたヘッジホッグと呼ばれるランチャー式の爆弾では深深度かつ遠距離から魚雷を撃ち込まれたら空母とて無事では済まない そのために各国はいろいろな対潜水艦兵器を開発した 対潜水艦用ロケット弾や水中攻撃用に生まれ変わった魚雷にミサイルなどだ また潜水艦を偵察し撃沈するための航空機も開発 整備された 戦時中は「対潜空母」なるものがあった 単純なもので搭載するのは戦闘機ではなく爆撃機などを主力としており潜水艦の出没しそうな場所を警戒させ発見したら攻撃する 撃沈に失敗したら味方の艦隊に報告し駆逐艦がトドメにやってくる…という構図だった しかし 潜航時間が増大した潜水艦にはいくら偵察しても潜航していられたら発見できない事が多くなる その時から対潜空母の存在意義は急速に失われた しかし 潜水艦を仕留める役目を担う駆逐艦は新たな兵器を手に入れる1隻の駆逐艦でも簡易対潜空母になれる…「ヘリコプター」の実戦化が始まったのだ 今やヘリコプターを搭載する駆逐艦は世界中で見られるようになった ソーナーと呼ばれる超音波による探知機や磁気による探知能力を備え 敵艦隊すら捕捉するためのレーダーを装備したヘリコプターは対潜水艦戦では大きな戦力になったimage=151180354.jpg
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