プロローグ

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 何を話すというんだ、好きな男の話か?というか、こんなオカマがカウンセラーって世も末だな。 「ねえ、零君ゲームをしましょ?」 「は?」  ゲーム?ゲームって何をするんだ? 「零君は外に出たくないんでしょ?」 「うん」 「だったら、アタシを零君の部屋に入れてくれないかしら」 「はい?」 「だから、外には出なくて良いから。アタシを零君の部屋の中に入れてくれない?」  考えたな、このオカマ。しかも中々頭も良い。ルックスは良いんだから、オカマじゃなかったらモテただろうに。 「それじゃ、ゲームじゃないじゃないか」 「ここからよ」  ,
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