嵐は突然に…

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ドキドキ高鳴る鼓動。 でも顔には出さない。 馴れちゃったから。 『普通』のフリ。 「どんな仲だよ」 すかさずツッコミを入れてかわす私。 大袈裟に落ち込んでみせる圭。 それがいつもの私たちの光景。 『友達』ならずっと一緒にいれる。 ある意味『彼女』よりもいいポジション。 だってちょっとやそっとじゃ壊れない。 『別れ』に怯えることがないから。 そう、今は自分に言い聞かせるしかなかった。 .
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