╋【黒猫の夜】╋

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タオルが床に落ちて 貴方から逃げたくなった 手錠の冷たさに心は凍る 早く自由になりたい 願いは幻? どうせ離れられないくせに 月夜に黒猫は甘く鳴く 嘘じゃないよね? 貴方は夢じゃないよね? 不安にさせないで 貴方だけのモノで在りたい 無傷で去らないで 貴方の歪んだ悲しみ残して‥‥ 赤黒い痣が愛しい 星が消えそうに瞬き歌う 磔にして殺めた愛を もう悔やまないで END
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