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私たちは昇った。
長い長い階段を昇った。 そして頂きに着いた。
(小太り男)「なんだ君たち、欲しくなったか?」
(イサオ)「違います!! 早く逃げないと、奴らが…」
(黒いモノ)「…。…。」
…!!
来た。
(小太り男)「な、なんだそれは?! く、くるな!」
私とアイミはなにも言えなくなって、端の方に逃げた。
(黒いモノ)「…レ。…レ。」
(アイミ)「…?」
クレ…。クレ…。
(小太り男)「こ、これは俺のだ!や、やらんぞ!! 俺の夢なんだ!…わ、わぁー… あ、あぁ…」
少し太った男は奴らに捕まり、階段の下に連れていかれた。
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