『~生きる~』

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翔は町を歩いていた、コンビニらしき店や民家などを覗いてみるものの何もなかった 『そういえば豊大丈夫かな...』そう考えていた時、交番が目に入った 『よし、発見!!』 翔は交番に近ずいた何やら物音がする、『おっ、誰かいるみたいだな......』翔は交番の中を覗いて言葉を失った 1人の警官が人の左腕を食っていた グチャグチャ... ボリ..ボリ.. その警官は腕を食い終えた、翔は動けなかった その時警官と眼があってしまった、警官の口は真っ赤に血で染まり口の端には爪が刺さっていた 『な....何なんだよ......』 ゆっくり後ずさる 警官は微笑みながら近ずいてくる 『く...来るな!!!』翔は走った、警官も追ってくる 『くそ!!はやい!!』翔はすぐに追いつかれ左腕を掴まれた『離せこのやろ!!』翔は腰からナイフを引き抜き警官の右肩に突き刺す ザク だが警官の握力はまったく弱らないむしろ強くなった、警官は痛がる素振りも見せず噛みついてきた『く!!!』翔はとっさにナイフを刺している右腕の肘を警官の顎のしたに潜り込ませなんとか防いだ 翔と警官の顔は10㌢と離れていない、警官はあまった左手で翔の右肩を掴んで引き寄せようとする 『くそ...どうすれば...』警官の口が近ずいてくる その時翔はあの黒いファイルのことを思い出した....P.S.......(頭を狙え)......『....頭...そうか頭か!!』
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