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『うらぁぁ-!!!』翔はナイフを刺している右手に力を込め刃のほうを警官の顔にくるように捻り顔に向けて一気に切り裂いた
ナイフの刃は警官の右肩から首筋、右耳、頭と切り裂いた
血が吹き出る
警官の力がだんだん抜けていき翔は警官といっしょに倒れ込んだ
ドサッ
『痛っ...ハァハァ...』翔は警官の下から這い出た
『...助かったのか..?』警官は動く気配がない、ナイフの刃は15㌢ほどで脳まで達したのだろう
『俺が.....殺してしまった...』翔は自分に仕方がなかった、やらなければやられていた...『仕方がなかったんだ!!』翔はそう自分に言い聞かせた、そうしないと狂いそうだった、落ち着け..翔はゆっくり目をとじ、しばらくして開いたやっぱり夢ではなかった
警官の返り血をあびて、顔についたまだ暖かい血が現実だと言うことを物語っていた、しかし警官から流れ出ている血はもうほとんど止まっていた
『警察が...何で....ん..?』翔はそこに倒れている警官の背中の異変に気付いた、警官の服が不自然に四角く切り取られていた
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