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翔達は風の抵抗を最小限に抑えるため出来るだけ身を屈めた
しかしそれはバイクよりも速かった
「うお!?」
それの鋭利な腕が豊目掛けて振り下ろされる
「くっ!!」
豊はそれを間一髪でかわし無駄とは分かりつつも片手で銃を構えそれに向けて弾丸を撃ち込んだ
『豊....やばいぞ....』
翔は前方の異変に気付いた
「え!?今度はな....!?」
豊は撃つのを止め前を向いた
「マジですか.....」
翔達の数十メートル先の左右の壁からは新たな分厚い壁がせり出してきていた
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