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その人影が森林を抜けた時、翔はﾘｭｯｸを掴み取り逃げた
いきが続く限り走ったあの人影も追ってくるその人影は小さく「う゛..う゛う゛」と唸っているように聞こえた
『やばい...このままじゃ...!!』人影は砂浜にもかかわらすスピードを全く落とさず走ってくる
翔は森林へ逃げ込んだその人影は転びながらも走ってくる
『よし..いける!!』あの人影とはだいぶ距離が離れていた追ってくる気配はない
そして森林を抜けると町があった翔が予想していた古い町並みではなく高層ビルが並び都会のようだった
翔はあっけにとられながらも近くの店に飛び込んだ
『助けてくだ...え..?』店内には何もなく白い棚があるだけだった
『気味悪いな...』翔は奥えと進み今の状況を把握しようと座り込み考えた
『さっきの人なんで...なんで左腕が無かったんだろう..』あの人影の腕は食いちぎられたようになかった
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