38人が本棚に入れています
本棚に追加
花音は笑うと慎輔の鼻を抓った。
『痛いです。痛い。』
慎輔は花音に言った。
「ゴメンね。じゃあ、私先に行ってるね。学園の場所は地図で書いておいたから。」
花音はそう言うと部屋を出て行った。
慎輔はベットから下りると部屋を出た。
家は和が漂う造りになっていた。
『・・・・・懐かしい。《ん?懐かしい、有り得ない初めて来た家だぞ!懐かしいはずない》』
慎輔は廊下の突き当たりの階段を下りる。
慎輔はとりあえず、居間に向かった。
居間にはごはんと味噌汁、おかずに焼き魚がラッピングされていた。
ごはんの隣にメモと鍵が置いてあった。
「朝食を作っておきました。よかったら食べてね!
それと制服と家の鍵を用意したから。
学園に来る時には鍵を閉めてください。」
とメモに記載されていた。
慎輔はメモをテーブルに置くと花音が作ってくれた朝食を食べ始めた。
最初のコメントを投稿しよう!