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あのね
ほんとはね
強くなんかなくて
あのね
ほんとはね
何とか何とか
踏ん張ってた日々
ずっとほんとは
臆病で
怖くて
耳をふさいで
心もふさいで
『強がり』の鎧で
守ってた
『笑顔』で
何とか何とか
走り続けた。
ほんとはね
時々子供みたいに泣きじゃくりたくて
そのたびに
『強がり』に逃げてた。
だけどね
それは間違いで
強気な私も
弱虫な私も
みんな私で
あの日の切なさも
痛みも
全部が今の私には必要だった
過去も
傷も
全部が今の私を作った
教えてくれたのは
優しい友達
何度も扉を叩いてくれたのは
あなた
晴れてたって
嵐だって
月が輝く夜も
星の見えない朝も
全部が同じ空。
心も同じ。
降っても
晴れても
どうしようもない嵐がきても
また青空が広がる
降っても、晴れても
空は空
降っても、晴れても
私は私
『キミはこの世界にたった1人しかいない。どんなキミも
大切なキミだから』
出逢ってくれて
ありがとう。
ありのままの私を抱きしめてくれて
ありがとう。
歩いていけるよ。
まっすぐに前を向いて。
顔をあげて。
新しい笑顔で
歩き出せる。
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