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って思ったものの動きだすことができない。
許してもらえなかったら辛いし、ちょっと血が足んなくてくらくらするし。
ふみゅう。
そんなことをぐだぐだ考えていると後ろから
『そんなとこに座り込んだままなにしてるの?』
そう、何を隠そう俺様はずっと詩音の家の前に座り込んだまま考え事をしていたのだ。
『あっあのっだの……………仲直りしてやってやらんこともないぞ。』
あぁ俺様の口よ!何を言っている!?
素直に謝ってごはんをもらうんぢゃなかったのか!??
『…………ふぅん。そういう態度なんだ?別にぼくはまだ仲直りしなくてもいいんだけどね。』
ピクンッ
と思わず尖った耳が震えた。
詩音まだ怒ってるみたいだどうしよう??
すると詩音は何も言い返さない俺様に見切りをつけたのか家に戻っていこうとした。
~つづく~
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