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俺様と詩音の間にはお約束三ヶ条というものがある。
俺様はそれを守らない限り詩音からごはんをもらえない。
お約束三ヶ条の一
詩音以外の人から直接血液をもらってはいけない。
むーむー。
今までの俺様の生活からは考えられないことだ！
故郷では俺様たちのごはんは我が屋敷に一緒に住まわせ、日によって、気分によって一番合う血を飲んでた。
なーのーにー！詩音のやつはそんなの異常だとか言ってくる。
変なとこで潔癖なやつだから他人を噛んだ後に噛まれたくないんだってさ。
それにもし詩音に隠れて他の人の血を直接もらったら家からも追い出して捨てるって言うんだ！！(俺様は詩音の家に住んでやってる)
でも詩音のやつはそーゆうことで嘘は言わない。
だからもし他の人の血を直接いただいたら……………………捨て吸血鬼にされるうえに、あのす～～～ばらしい血を飲ませてもらえなくなるってことだ！
そんなの耐えられない。
一度でもアイツの血を飲んだらもう他の血なんて味気ないものって感じなんだもん。
でも毎日詩音から血を貰うことはできないからそのときには輸血パックをチューチュー飲んでる。
輸血パックって冷たくって死んだ血って味がするからあんまり好きじゃない。
やっぱり人肌の温かいのが一番美味しい//
～つづく～
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