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既に日は落ちかけ、暗くなってきた
「さて、俺はそろそろ帰らないとな」
そう言って立ち上がる朔
それに合わせて桑島も立った
「うん、遅くなってごめんね」
桑島は頭を下げる
「気にするな」
「明日、学校終ったらうちに来て、他にも色々教えないとだから」
「分かった」
帰ろうとする朔だが、桑島に袖を掴まれた
「どうしたんだ?」
と朔は聞くが、桑島は袖を掴んだまま、少し赤面しながら俯いてた
「……怖いのか?」
と、問うとコクコクと二回頷いた
「その…夜は物騒だし…」
「しょうがないな…」
「ありがと…」
そして二人で並んで帰った
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