一章 「原因」
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「じゃあ、私こっちだから、また明日ね」 T字路に差し掛かったところで桑島がそう言った 「おう、また明日な」 「明日は休みだよ~」 後ろで手を組み、少し意地悪そうに言った 「あ~…そうか…、んじゃまた…」 「明日、家来てよね~♪」 「はいはい…」 大きく両手を振る桑島 それに軽く手を振り 朔と桑島は自分の家に帰った。
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