プロローグ

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「さてと……」   少女が朔の前に立ち自己紹介を始めた   「私、桑島 小夜と言います。私と………」   「ごめん」   「はやっ!!!」   と朔は聞く前に断った   「んじゃ」   と朔は後ろを向いたら桑島に飛び蹴りされた   「うごぁっ!?」   「も~告白じゃないです~!」   両手を腰に置き、ムスッとしていた   「いててっ……じゃあ何だよ…」   背中を擦りながら立ち、桑島と向き合った   「その前に、抱き合った仲なんだし、よろしくって言葉も聞きたかったなぁ~…なんてね」   少し照れながら、指をもじもじさせながら言った   「いや、だから…」   「あ、いや、冗談だよ!冗談!」   と桑島は慌てて訂正した   「まぁ、なんだし、ベンチに座るか」   と朔と桑島はベンチに座った   朔はついでに自販機でジュースを買ってあげた   「あ、ありがと…」   桑島は嬉しそうに、そして少し照れながら受け取った   朔は早速、話を切り出した   「で、話って?」   「うん、私と世界を救って下さい♪」   「…………はぁ?」   朔は頭にハテナを出しながら、桑島はニコニコしながら   その瞬間だけ時間がゆっくりに感じた。
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