綴り

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『夏』はぎらぎら おひさまぎらぎら 高い陽射しは建物の中まで届かず 真昼のお部屋はいつもまっくら むせかえる空気と微かな海風 白と黒がまどろみ溶けあう世界 まっ黒お部屋に浮かぶ窓は まっ白ぎらぎら 白と黒 光と影が作りだす 摩呵不思議な別世界 だから夏は思わず 外に飛び出さずにはいられません
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