第1章 + α

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そんなことを考えていたら、2階で目覚まし時計が鳴ってる! もう7時? お兄ちゃんが起きてくる・・・ でもお兄ちゃん自分の誕生日覚えてるかなぁ・・・? 忘れてるんだろうな、きっと・・・ だって毎年わすれてるし だけど、私が思い出させてあげるんだ! 誕生日のあいさつはやっぱり、愛する者から聞いた方がうれしいと思うし・・・ お兄ちゃん、何て言ってくれるかなぁ・・・・ 「ありがとう、美貴・・・ 愛してるよ・・・」 「そんな・・・ 私たちは兄妹なのよ・・・」 「そんなことは関係ないよ!」 「うれしい・・・ 私もお兄ちゃんのことが・・・」 なぁんて展開に・・・ ならないだろうな・・・ きっと、 「忘れてたよ・・・ ありがとう、美貴」 こんなところなんだろうな・・・ でも諦めないわ! いつか私の想いに気づくはずよ! それまで私、がんばるのよ、うん!  
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