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そんなことを考えていたら、2階で目覚まし時計が鳴ってる!
もう7時?
お兄ちゃんが起きてくる・・・
でもお兄ちゃん自分の誕生日覚えてるかなぁ・・・?
忘れてるんだろうな、きっと・・・
だって毎年わすれてるし
だけど、私が思い出させてあげるんだ!
誕生日のあいさつはやっぱり、愛する者から聞いた方がうれしいと思うし・・・
お兄ちゃん、何て言ってくれるかなぁ・・・・
「ありがとう、美貴・・・
愛してるよ・・・」
「そんな・・・
私たちは兄妹なのよ・・・」
「そんなことは関係ないよ!」
「うれしい・・・
私もお兄ちゃんのことが・・・」
なぁんて展開に・・・
ならないだろうな・・・
きっと、
「忘れてたよ・・・
ありがとう、美貴」
こんなところなんだろうな・・・
でも諦めないわ!
いつか私の想いに気づくはずよ!
それまで私、がんばるのよ、うん!
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