変態と不良達の宴

サリファの精霊

ファンタジー世界の恋愛物語。

サリファにあるキュリアラバの森を護る精霊ミーヘとサリファに住む青年エルズが恋に落ち、結ばれるまでの話を柔らかいタッチの絵で描かれている。

契約を破ったミーヘは美しき金色の瞳から視力を失い、エルズは逞しき声を失う事になる。

二人の間には美しい娘が一人生まれ、混血の娘がキュリアラバの森の新たな主となり、最終的にミーヘは人間へとなる。

なお、作中にエルズがミーヘへの告白の際に桜色のカーディガンを渡すシーンがあり、それが生徒会長の伝統的行為の原点となっている。