挨拶は死を誘う音で

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?「はぁ…はぁ…はぁ…」 一人のセーラ服の少女が、広い草原を走って逃げている。 男「待てぇぇ!!」 それを一人の男が追いかける。 手にはナイフを持って。 ?「いや…来ない…で…」 追いかけられている少女…三好 有美(ミヨシ ウミ)は、息も絶え絶えにそう叫ぶ。 しかし、男の足取りは止まらない。 男「へっへっへ…諦めろっ!!」 ガシッ ドサッ とうとう、男が逃げる有美を捕まえ、草原に押し倒した。 有美「きゃぁぁぁぁ!!」 男「へっへっへ…この世界は良いよなぁ…何をしても捕まらないんだぜ?」 男はそう言うと、有美の太ももの間に手を突っ込んだ。 有美「嫌だっ!!放してっ!!」 有美は暴れるが、男の力に敵うはずもなく男の手の侵入を許してしまう。 男「へっへっへ…ん…何だよ…お前、スパッツなんて穿いてやがんのかよ。」 男はそう言うと手を引っ込めた。
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