旅の始まりは雨の降る夜に

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翌日…と言っても祐が寝たのが0時を過ぎていたので、寝た日と同じ日だが。 祐「さて、アイツは何の話があんのかね?」 祐は幸人の家の前に来ていた。 ちなみに、祐も幸人もお互い一人暮らしでアパートを借りている。 ピーン ポーン 祐「………」 ピーン ポーン 祐「……寝てんのか?」 人を呼び出しといてそれは無いだろ… 祐はそう思うと、ポケットから鍵を取り出した。 ガチャッ 祐「まったく。もう12時なんだから起きろー。」 祐はそう言いながら幸人の部屋へと入る。 ちなみに、祐と幸人はお互いの部屋の合鍵を持っているのだ。 祐「幸人ー?」 部屋に入った祐だが、幸人の姿が見えず困惑する。 祐「コンビニでも行ってるのか?」 祐はそう思い、テレビの電源を付け幸人の帰りを待つことにした。
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