旅の始まりは雨の降る夜に

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祐「…ん…寝て…たか。」 気が付くと、祐はしっかり寝てたらしく、外はもう空がオレンジ色になっていた。 祐「この時間になっても帰って来ないとなると…やはり幸人は…」 祐は幸人の事を考えて、少し恐怖心が生まれた。 祐「…とりあえず帰るか。」 祐はそう言い、ベッドから起き上がり髪を整えると、幸人の部屋に鍵を掛けて自分の家に帰った。 祐「ふぅ…食った食った。」 そして今、祐は夕飯を食べ終わりテレビを眺めていた。 祐「はははっ♪」 テレビではお笑い芸人がネタをやっている。 祐はそれを見ながら、上着を洋服掛けに掛けた…その時、上着のポケットから紙が落ちた。 祐「あっ…」 それを見た祐は、今日あった事を全て思い出した。 祐「ロスト・ワールドか…」 祐はその紙をパソコンのキーボードの上に置くと、風呂に入っていった。
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