早川学園生徒会

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葉「さっきも言ったが裏生徒会の存在は秘密。だから写真部ってのはカムフラージュだ」 あぁなるほど! 流依「でもなんで写真部なんですか?」 葉「それはこの上が生徒会室だから」 ?意味がわかんない…。 葉「まぁそれは中に入ればわかる。 それで3つ目、これが一番大切だ」 いきなり真剣な顔になる先輩。 なっなんだろ? 葉「…お前を裏生徒会に推薦したのは俺だ。俺の顔に泥を塗るような事は絶対に許さないからな」 …直訳すると、俺に迷惑をかけるなと? 流依「いっ言われなくてもわかってますぅ!」 わざと憎たらしく言ってやった。 それなのに顔色1つ変えない先輩。逆にこっちがムカついてくる。 葉「ふん(笑)顔に出すぎ。 お前ってほんとにバカだな」 いきなり笑って言われた。 流依「なっ!いきなりなんですか?!」 葉「お前の成績見せてもらったけど、学年でベリだったぞ?」 その言葉に頭は真っ白…。 流依「…えぇえ?!!」 葉「うるせぇ」 迷惑そうに耳を押さえて言う先輩。 だってだって!中学では勉強できる方だったのにぃ! 葉「みんなに言ったら笑い者だな」 またニヤリと笑って言った。 みんなってもしかしなくても裏生徒会のみんな?! 流依「ダメダメ!言っちゃダメ!」 そんな事言われたら、私学校来れなくなりそう! 葉「なら俺の言うことは全部聞くか?」 流依「聞く聞く!なんでも…」 葉「んじゃ交渉成立だ」 またニヤリと笑って言った。 っ!また口車にのせられたー!(泣) .
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