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そこは、職員室のような机がたくさんあり、窓際にはソファーと机が置いてあった。
まるでちょっとした会議室みたい。
生徒会室にしては立派すぎるその部屋を見て、唖然としていると榛先輩が話しかけてきた。
榛「生徒会室は気に入った？原則生徒会以外の生徒は入室禁止だけど、裏生徒会の人ならそのドアから出入りできるから」
そう言って、私達が入ってきたドアを指差した。
流依「…このドアだけですか？」
私はさっき通った人体模型の事を思い出していた。
あの階段怖いんだもん！このドア以外にないのかなぁ(汗)
榛「一応、あそこにドアはあるんだけど、生徒会以外出入り禁止になってるから…」
申し訳なさそうに言う生徒。
たぶん位置的にあのドアは廊下に繋がっているんだろう。
もし生徒会じゃない私達が、出入りしてるのが見つかったら、いろいろ面倒な事になりそうだしね。
渋々そう自分に言い聞かせた。
人体模型にだってそのうち慣れる！……はず。
葉先輩の恐さにも慣れたんだもん！
そう思って、自分に自信を持った私は葉先輩を見た。
葉「お前、なんか失礼な事考えてるだろ」
目が合った先輩にそう言って睨まれた。
やっぱり慣れてないかも…。
人体模型より先輩のが恐い気さえしてきた！(泣)
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