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結局あの霜山葉って先輩は、しゃべらなかったなぁ。
でも鷹野榛って先輩は、なんか優しそうで感じよかったかも。
…ん?またお会いしましょう?どういう事だろ?
私は1人、二人が消えていった方を見ながらボーッと考えていた。
流依「あぁ!式始まっちゃう!」
急いで体育館に行くと、まだ式は始まっていなくて、みんなザワザワしている所だった。
私は合格通知に書いてあるクラスと番号の席に座った。
えっと…B組B組っと。
ここだよね?
私は静かにイスに座る。
うあ-!ドキドキするよぉ!この回りの人ってたぶん同じクラスだよね?
そう思いながら隣をチラ見(笑)
流依「!キレー…」
思わず声に出してしまった。
「へ?」
もちろん驚く隣の子。
流依「ハッ!ごっごめんなさいつい。キレイですね!」
うっわ!私絶対怪しい人だ(泣)初対面の人にいきなりこんな事言って…
「ぷっ!あははは(笑)」
いきなり笑い出したその子は、髪は肩くらいの茶色、姉御風な綺麗な人だった。
「ごめんね(笑)いきなり笑って」
流依「いえ、全然」
私は思いっきり首を振る。笑ってるのも綺麗。
「私は三浦楓【ミウラ カエデ】よろしくね」
流依「私は宮木流依!よろしくね、楓ちゃん」
楓「楓でいいよ。私も流依って呼びたいし」
流依「じゃあ、楓!」
楓「うん!なんか流依妹みたいでかわいい!(笑)」
にっこり笑ってそう言ってくれた。
流依「えっありがとう///楓もお姉ちゃんみたい(笑)」
楓「ありがと」
私達は式が始まるまで、ずっとしゃべっていた。
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