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先輩歩くのはやい!
私の身長は154cm、先輩は180くらいありそう。
足の長さが違うから、自然と駆け足になる私。
流依「あっあの!どこ行くんですか?!」
体育館を出て校舎に向かう渡り廊下を歩いていいる時、勇気を出して聞いてみた。
すると突然、先輩が歩くのをやめた。
流依「!?」
突然止まったから、私は勢い余って先輩の背中に思いっきりぶつかった。
流依「いったー」
先輩に繋がれていない方の手で、顔面をおさえる。
霜山「おまえ生徒会に興味あるか?」
振り返った先輩がそう聞いてきた。
あれ?私の質問無視ですか?
流依「…特にはありませんけど…?」
霜山「それじゃ決定だ」
流依「?」
先輩の言おうとしていることが分からない。
流依「なにが決定なんですか?」
霜山「おまえ生徒会に入れ」
はい?!しかも命令形?!
流依「だから生徒会に興味は…」
霜山「生徒会って言っても“裏”のだ」
えっ?!裏生徒会??なにその怪しいの!
流依「いっ嫌です!そんな怪しいの入りません!」
すると先輩は、大きくため息をついて「チッめんどくせぇ」と言った。
今気のせいか舌打ちしませんでした?しかも顔の恐さ倍増してますけど?(汗)
霜山「いいか?一度しか説明しないからよーく聞けよ」
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