35人が本棚に入れています
本棚に追加
前の辺りに
座っている同じ制服の男性に近づいていき、声をかけた
昭光「ねぇ ねぇ 同じ高校だよね?」
男性「………」
その男性は無言のまま頷いた。
昭光「仲良くしてほしいんだけど嫌かな?」
男性「………」
無反応。
昭光「………、ねぇ 今日俺初めて来たんだけど…。、いろいろ教えてほしいと思って」
男性「ウザイぞ 近寄るな」
拒、拒絶された!?。
う~む、手強い…。
昭光「ふ~ん、なぜ駄目なの?」
男性「なんとなく」
昭光「………。俺は、なんとなくに負けたのか…?」
男性「うん」
昭光「なら、絶対に君と絡んでやる!」
男性「えっ?なんで?」
昭光「なんとなくに負けてたまるかっつうの!」
男性「変わった奴だな、うむ、気に入った」
昭光「何が?」
男性「何がって?君のことだよ」
昭光「君も絶対に変わった人だね」
昭光「俺は昭光っていうんだ、名前何て言うの?」」
男性「賢一」
昭光「ならケンって呼んでいい?」
賢一「う~ん、いいぜ ならアキって呼ぶぞ?」
それから、お互いの事を教え合った。
ケンは、背が高くて物静かである。
高校では隣のクラスで一度も同じクラスになったことがなかった。
塾は一年生の時から通っていたと聞いた。
なので塾の人達とは顔なじみだった。
最初のコメントを投稿しよう!