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そう、
昭光は今日から高校の三年生になるのだ。
高校は進学校でスポーツでも全国で有名な男子校である。
男子校…
そう、
男子校ならではの苦しみがある
それは、恋することが学校では絶対にないのである。
周りはすべて男
先生もすべて男、
その結果、
まだ恋愛をした事がないのである。
高校一年生から二年生まで、ただ時間が過ぎていった。
そして気が付いたら、
もう高校三年生になっていた。
自分が理想としていた
学園生活と全く違っていた。
自分の理想とは、よくある学園ドラマなどのイメージであった。
男子校に入学した時点でその理想は砕け散った。
学校では体育委員であり、陸上の短距離に所属している。
足には自信があり
朝に学校に登校する際は、遅刻しそうでも走ればギリギリサーフになる。
そのために陸上に入ったのであった。
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