~プロローグ~

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俺の名前は西岡 誠。 どこにでもいるただの高校ニ年生。ただ、皆と違うところが一つある。それは俺が死ぬ間際の人がわかることだ。だいたい一週間以内に死ぬ人の背中に黒いカゲが見える。そして直感で死に方まで分かってしまう。 これが家系のせいなのか、はたまた神に授けられた力なのか、あるいは呪いなのか....それは、分からない。これから話すのは去年の冬を終えて春にさしかかる、この季節に求められるシゲキをこえる強すぎるシゲキが俺をまっていた。
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