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俺は
「タンポポ」
晴れた日も
雨の日も
風の日も
タンポポはずっと
地面に足を付け
まっすぐ太陽へ向かい
小さな黄色い花を咲かせていた
「君、綺麗✨だね」
タンポポが胡蝶蘭に話しかけた
「ありがとう。私を見たみんなは、みんなそういってくれるの」
「君、名前は?」
「私は胡蝶蘭。あなたは?」
「俺、タンポポ」
「胡蝶蘭か。じゃ『蘭』と呼ばせてもらうよ」
蘭とタンポポは窓越しに話をする
タンポポは、綺麗な蘭に恋をした。
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