第24話

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近くに近づくと、嫌な予感は当たってしまった。 まあり「嫌……!離してよ…!」 ……まありは男達に絡まれていた。 渋谷「……何、あんた達?人の連れに声かけないでくれません?」 まありの側まで行くと、俺は助けていた。 まあり「渋谷く…ん…?」 あ~ぁ…、涙溜めて…。 男達を片づけた。口だけで、大した事なかった。 あの人を見ると、まだ震えてるし……。 渋谷「……あんた…。…何やってんの?あいつは?」 まあり「…景くんと……はぐれちゃって……」 ガタガタ震える手を握りしめている。 俺の手は……あの人の頭に触れていた……。 ポンと軽く叩いて、早く笑顔になってほしかった……。 渋谷「……もう……大丈夫だから……」 なぁ……あんたは知ってるか……? あんたは知らないと思うが………。 あんたは……惹きつけられる……何かを持ってる事を……。 渋谷「……あんたを一人にすると心配だから、一緒にいてやるよ…」
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