第24話

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俺は橘に、その後散々振り回され休憩する事にした。 俺がベンチに座っていると、橘がペットボトルを渡してきた。 美鈴「はい☆私からのおごり♪振り回しちゃったし;」 橘が俺の隣に座る。 渋谷「……あぁ…。ありがとう……」 ペットボトルはキンキンに冷えて、とても旨い。 美鈴「……あのさ…、渋谷くんは…好きな人いるの?」 渋谷「……いない…。興味ない…」 美鈴「嘘だ…。渋谷くん…まありの事が好きなんじゃない?」 その言葉に、俺は動けなくなってしまった。 渋谷「………えっ……?」 美鈴「朝からずっと渋谷くんといるけど、まありの事ばっか見てるし!それに、さっきだって助けに行ったんでしょ?」 知らなかった…。 俺は無意識に見ていたのか……? 渋谷「……俺は…あの人が気になるんだけ…。放っておけない…」 美鈴「それが好きって意味じゃないの?」 好き……?俺が……? 渋谷「………」 そうかも……しれない……。 俺が何故、あの人に告白したんだ…? 好きだから…。 俺があの人から目が離せないのも…。 好きだから…。
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