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渋谷「……ふっ…ははっ……」
俺は気づいたら笑っていた。
こんな簡単な事に気づかなかったなんてな……。
いや……気づかないフリをしてたのかもな……。
美鈴「……初めて見た…」
渋谷「……えっ?」
美鈴「……ねぇ!それを含めて渋谷くんが好きなの!私と付き合ってくれる?」
それを含めてって……。
渋谷「……俺は……」
美鈴「ねっ☆まずは、付き合ってみようよ~」
目を輝かせ橘が、俺を見てきた。
それもいいかもな…。
あの人は俺の事は、もう見ない。
だったら……。
渋谷「……わかった…。付き合ってみるか……?」
美鈴「…!…うん☆よろしくね☆」
美鈴が嬉しそうに俺の腕にくっついてきた。
あの人の事は忘れよう……。
もう、関わる事も止めよう……。
俺が居る事で、あの人は傷つけてしまう……。
だったら……俺から離れよう……。
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