第25話

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長い夏休みが終わり、宿題も何とか終わらせ、まありは学校に向かった。 校門の前に着くと、美鈴の姿が見えた。 まあり「みす……ず…」 まありは声をかけようとしたが、躊躇ってしまった。 美鈴の隣には何故か、渋谷が居たからだ。 まあり「………何で…?」 しかも二人は手を繋いで、とても仲が良さそうだ。 美鈴「あっ☆まあり~!」 美鈴がまありの姿に気づき、手を振り出した。 まあり「…おはよ~…。あの……二人……付き合ってる…の…?」 チラッと渋谷の方を見るまあり。 美鈴「えへへ~!あのプールの日からだよ♪ねぇ~☆輔!」 輔って…呼び捨てだし……。 渋谷「……あぁ…」 あぁって……。 渋谷くんは美鈴が好きになったの……? まあり「……そっか!二人が幸せなら……」 私には関係ない…し……。 私には景くんがいるし……。
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