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三人で学校の中に入り、まありと美鈴は下駄箱の前にいた。
渋谷は学年が違う為、別々になる。
まあり「……美鈴、渋谷くんが好きだったんだ……?」
美鈴「うん!一目惚れかな~」
美鈴が嬉しそうに話す姿を見て、まありは追求はしなかった。
まあり「いたっ……」
まありが靴を履いた瞬間、足に激痛が走った。
靴を脱ぎ、中を覗くと画鋲が丁寧にテープで固定されていた。
美鈴「まあり?大丈夫?…!やだ…!画鋲?」
まありの様子に美鈴が心配する。
まあり「大丈夫……。」
美鈴「でも…血が出てるよ…;」
まありの足の裏から、うっすらと血が滲んでいた。
渋谷「……どうした…?」
渋谷が靴を履き替えて、やって来た。
美鈴「まありの……靴に画鋲が……」
渋谷がまありの足を見る。
まあり「ほんと…大丈夫だよ…。ほら!絆創膏持ってるし!」
渋谷「……今日、平沢は…?」
まあり「今日は、ちょっと用があるって……」
まありは足に絆創膏を貼った。
美鈴「まあり~;大丈夫~?」
まあり「大丈夫!教室行こ!」
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