第25話

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三人で学校の中に入り、まありと美鈴は下駄箱の前にいた。 渋谷は学年が違う為、別々になる。 まあり「……美鈴、渋谷くんが好きだったんだ……?」 美鈴「うん!一目惚れかな~」 美鈴が嬉しそうに話す姿を見て、まありは追求はしなかった。 まあり「いたっ……」 まありが靴を履いた瞬間、足に激痛が走った。 靴を脱ぎ、中を覗くと画鋲が丁寧にテープで固定されていた。 美鈴「まあり?大丈夫?…!やだ…!画鋲?」 まありの様子に美鈴が心配する。 まあり「大丈夫……。」 美鈴「でも…血が出てるよ…;」 まありの足の裏から、うっすらと血が滲んでいた。 渋谷「……どうした…?」 渋谷が靴を履き替えて、やって来た。 美鈴「まありの……靴に画鋲が……」 渋谷がまありの足を見る。 まあり「ほんと…大丈夫だよ…。ほら!絆創膏持ってるし!」 渋谷「……今日、平沢は…?」 まあり「今日は、ちょっと用があるって……」 まありは足に絆創膏を貼った。 美鈴「まあり~;大丈夫~?」 まあり「大丈夫!教室行こ!」
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