第25話

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心配する美鈴を引っ張りながら、まありは教室に入った。 まあり「………」 美鈴「ひど……い!」 まありの机は、横に倒れて落書きでいっぱいになっていた。 また、虐めが始まった。 まありが呆然と立っていると、美鈴がまありの机を起きあがらせていた。 まあり「あ……、美鈴……。ありがとう…」 美鈴「……私は…まありの味方だから☆」 凄く嬉しい……。 前の私は一人だったけど……今は友達がいる……。 美鈴「誰?こんな事したのは?」 美鈴がクラスにいた生徒達に問いだした。 チラチラと先ほどから、まあり達の様子を見ていた生徒達。 急に美鈴が問い出すと、目を逸らしだした。 バンッ!! 美鈴が机を思いっきり叩いた。 美鈴「誰がやったの?」 まあり「…美鈴…、いいよ……」 二人で机をふきんで拭く。 すると、男子が話しかけてきた。 「あの……それ……、〇組の〇〇達がしていた……」 A達の事だった…。
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