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心配する美鈴を引っ張りながら、まありは教室に入った。
まあり「………」
美鈴「ひど……い!」
まありの机は、横に倒れて落書きでいっぱいになっていた。
また、虐めが始まった。
まありが呆然と立っていると、美鈴がまありの机を起きあがらせていた。
まあり「あ……、美鈴……。ありがとう…」
美鈴「……私は…まありの味方だから☆」
凄く嬉しい……。
前の私は一人だったけど……今は友達がいる……。
美鈴「誰?こんな事したのは?」
美鈴がクラスにいた生徒達に問いだした。
チラチラと先ほどから、まあり達の様子を見ていた生徒達。
急に美鈴が問い出すと、目を逸らしだした。
バンッ!!
美鈴が机を思いっきり叩いた。
美鈴「誰がやったの?」
まあり「…美鈴…、いいよ……」
二人で机をふきんで拭く。
すると、男子が話しかけてきた。
「あの……それ……、〇組の〇〇達がしていた……」
A達の事だった…。
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