1225人が本棚に入れています
本棚に追加
授業が始まっている教室に、まありと美鈴はいた。
みんな移動して、誰もいない。
美鈴「……まあり…、ごめんね…。私がトイレの中まで一緒について行けば、こんな事にならなかったのに…」
美鈴は申し訳ない顔で、まありの体をタオルで拭いてくれた。
まあり「美鈴は助けてくれたでしょ?その気持ちだけで十分だよ」
まありが制服から体操服に着替えた。
ガラガラ
と入ってきたのは景。
景「まあり…」
景がまありを抱きしめる。
まあり「景くん…、どうして……?」
今は授業中のはずなのに、普通に景が来てまありはびっくりした。
美鈴「私が輔にメールしたの!」
景の後ろから渋谷もついて来ていた。
髪の毛が濡れている、まありの姿を渋谷は何ともいえない顔で見ていた。
景「……ごめんな、また守れなかった」
美鈴は渋谷に目線を合わせ、二人は教室の隅に行き、まありと景を二人にした。
.
最初のコメントを投稿しよう!