第25話

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授業が始まっている教室に、まありと美鈴はいた。 みんな移動して、誰もいない。 美鈴「……まあり…、ごめんね…。私がトイレの中まで一緒について行けば、こんな事にならなかったのに…」 美鈴は申し訳ない顔で、まありの体をタオルで拭いてくれた。 まあり「美鈴は助けてくれたでしょ?その気持ちだけで十分だよ」 まありが制服から体操服に着替えた。 ガラガラ と入ってきたのは景。 景「まあり…」 景がまありを抱きしめる。 まあり「景くん…、どうして……?」 今は授業中のはずなのに、普通に景が来てまありはびっくりした。 美鈴「私が輔にメールしたの!」 景の後ろから渋谷もついて来ていた。 髪の毛が濡れている、まありの姿を渋谷は何ともいえない顔で見ていた。 景「……ごめんな、また守れなかった」 美鈴は渋谷に目線を合わせ、二人は教室の隅に行き、まありと景を二人にした。 .
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