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アパートの中に入った。二人で。
玄関の扉を閉め、まありは後ろから景に抱きしめられた。
まあり「景くん…?」
景「ごめん…、守るって偉そうに言ったのに…結局、俺は何もできなくて…」
景も美鈴と一緒で、自分を責めていた。
まあり「景くん…」
まありは景の方へ体の向きを変え、少し広い胸の中に顔を埋めるように抱きついた。
まあり「景くんが居てくれるだけで嬉しいよ…」
景「まあり……」
いつも大人しいまありが抱きついてる事に、景は少し驚く。
まありが少し顔を離し、自然に景と目が合う。
そのまま二人は引き寄せられる様にキスを交わした。
すぐに唇は離れて景は強くまありを抱きしめる。
景「明日からは俺が守るから…」
まあり「うん…」
また二人はキスを交わす。
さっきのキスより深く、まありの口の中に景の舌が入ってきた。
ビクッとまありの体が飛び跳ねた。
景くんと、こういうキスするの何回かしたけど、慣れない…///
次第に景の舌はまありの歯をなぞり、舌を絡めてくる。
まあり「…んっ……んっ……あっ…」
景の舌に支配されるまありの体。
何も考えられなくなる……。
やっと景の口が離れ、まありはぐたっと力が抜けた。
景がまありを抱き寄せ、倒れはしなかった。
景「まあり…可愛い!キスだけで、こんなになってどうすんだよ…」
キスだけでって事は……その先もあるって事~?!
景「そんな顔しなくても…;すぐにはしないよ;」
ポンと頭を軽く叩く景。
まあり「うん///あっ!こんなとこじゃ何だから、中入ろう?」
今居る場所が玄関だと気づき、まありは景を中まで通した。
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