第25話

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美鈴「これ……、探してくれたの…?」 渋谷「……あぁ。」 優しく渋谷は美鈴に笑いかけた。 そんな渋谷に美鈴はドキッと心臓が高鳴った。 美鈴「……ありがとう///」 渋谷「ん…」 ボロボロになった美鈴の手を取り、渋谷は口づけた。 美鈴「!汚いよ///」 慌てて手を引っ込めようとする美鈴の手を、渋谷はギュッと握り、コツンとおでこ同士をくっつけた。 渋谷「……汚くない……」 ドキドキ こんな近くに渋谷の顔があり、美鈴は胸が高鳴る一方。 渋谷「……俺も、平沢があの人を守るように、……美鈴を守るから……」 美鈴「……うん…」 美鈴は嬉しくて涙が出そうだった。いや、涙は目に溜まっていた。 美鈴も渋谷もソッと顔を近づける。 そして、誰も居ない下駄箱の前でキスを交わした。 美鈴「かっ……帰ろっか?////」 二人は学校を出て歩き出した。 渋谷「………顔真っ赤。」 美鈴「///だって~;初めてだった…し……///」 渋谷「………マジ?すまん……」 美鈴「何、謝ってんのよ~;」 .
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