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美鈴「これ……、探してくれたの…?」
渋谷「……あぁ。」
優しく渋谷は美鈴に笑いかけた。
そんな渋谷に美鈴はドキッと心臓が高鳴った。
美鈴「……ありがとう///」
渋谷「ん…」
ボロボロになった美鈴の手を取り、渋谷は口づけた。
美鈴「!汚いよ///」
慌てて手を引っ込めようとする美鈴の手を、渋谷はギュッと握り、コツンとおでこ同士をくっつけた。
渋谷「……汚くない……」
ドキドキ
こんな近くに渋谷の顔があり、美鈴は胸が高鳴る一方。
渋谷「……俺も、平沢があの人を守るように、……美鈴を守るから……」
美鈴「……うん…」
美鈴は嬉しくて涙が出そうだった。いや、涙は目に溜まっていた。
美鈴も渋谷もソッと顔を近づける。
そして、誰も居ない下駄箱の前でキスを交わした。
美鈴「かっ……帰ろっか?////」
二人は学校を出て歩き出した。
渋谷「………顔真っ赤。」
美鈴「///だって~;初めてだった…し……///」
渋谷「………マジ?すまん……」
美鈴「何、謝ってんのよ~;」
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