第26話

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翌日 景とまありは一緒に登校していた。 まあり「よかったの?真ちゃん達の髪の毛縛ってあげなくて」 景「大丈夫だって!早めに起きて、縛ってきたから☆」 まあり「……それなら…いいんだけど……」 まあり達の目の前に、美鈴と渋谷の姿があった。 まあり「美鈴~!」 美鈴「まあり!おはよう!」 まあり「おはよう」 四人で学校に入り、下駄箱の前にまありと美鈴がいた。 まありは、内履きをソッと持ち上げ中を確認する。 また、画鋲が入っていてゴミ箱に捨てた。 まあり「また画鋲入ってたよ~、美鈴?」 美鈴の様子が変だ。 美鈴「……あはは!私は内履きがびしょ濡れだわ~☆」 まあり「えっ?……それって、昨日美鈴が反抗したから……?」 美鈴にまで、こんな事するなんて……。 私のせいだ……。 私なら虐めに慣れてるから、平気だけど……。 美鈴「まあり!大丈夫だよ!そんな気にしないでよ☆」 まあり「でも……」 そこへ景と渋谷がやって来た。 景「どうした?」 まありは景の言葉を無視し、勢い良く走った。 美鈴「まあり!?」 美鈴の呼ぶ声も聞こえたが、まありは足を止めずに走った。 こんな事、もう止めてもらおう……。 .
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