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まありは彼女達が居そうな場所を探していた。
自分から彼女達の所へ行くのは初めてだ。
私は……変わった……。
景くんや美鈴や渋谷くんのおかげで変われたんだ……。
もう弱いままの私じゃない………。
まありは前に来た事ある場所の前に居た。
体育倉庫の前だ。
まありはソッと中を覗いた。
居た………!
彼女達はタバコを吸って、だるそうに居た。
ガラガラ
まありは扉を開けた。
女子B「あれ~?何しに来たの?」
女子C「ギャハハ!朝からあんたの顔見ると気分悪いんだけど~」
まあり「……あの……美鈴の虐め……止めて下さい……」
一瞬、その場が静まり返った。
女子A「……はぁ?あんた何言ってんの?」
まあり「美鈴の靴に悪戯したの……あなた達でしょ?もう、こんな事止めて……」
女子C「……それが人に頼む態度?それじゃダメね」
女子A「そうそう。土下座でもしてもらおうか?」
土下座……。
それで美鈴の虐めがなくなるなら……。
まありは座り込み、両手を付いた。
まあり「お願いします……美鈴に何もしないで下さい……」
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