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女子B「ギャハハ!マジでしたよ~」
女子A「馬鹿じゃない?」
Aはまありの手を足で踏みつけた。
まあり「……いたっ……!」
女子A「あんたさ~。景くんに全校生徒の前で告白され、友達もできて調子にのってんじゃねぇよ!」
Aの平手がまありの顔を直撃した。
その衝撃で、まありのメガネが落ち、壊れてしまった。
まあり「……っ…!」
Aはまだ、景くんが好きなんだ……。
だから、景くんと私が付き合うのが面白くないんだ……。
急に始まった虐めの意味がわかった…。
女子A「別れてよ!景くんと。あんたとは不釣り合いなんだよ!」
また殴られる……!
まありがギュッと目を瞑った。
ガラガラ
扉が開き、入ってきた人は背中に光りを浴び顔がはっきり見えない。
「いい加減にしろ!」
声でわかる……。
まあり「景くん……」
女子A「景くん……何でこの女なの?」
Aが景に詰め寄った。
景「俺は、まありだから好きになったんだ……。お前とは前に別れた。関係ない。これ以上虐めが続くなら…受験生のあんた達が困る事になるよ?いいの?」
景が冷たい目線で、女子達を睨みつけた。
女子A「景くん…。」
Aの顔が真っ青になる。
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