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まあり「……景くん……」
景「……まあり…」
二人はまありのアパートにいた。
景の想いを知り、どちらからではなく不思議と二人はアパートに向かっていた。
二人は手を繋ぎ、キスを交わしていた。
景の事を知り、ますます好きが膨らんでいく。
景「……まあり…、好きだ……」
キスの合間に景の甘い言葉が聞こえる。
まあり「…私も…、好き……好き……」
景の唇は口から下に降りてきた。
ビクッ
いくら鈍感なまありでも、この先の事はわかっていたつもりだった。
だが、初めての事で不安と恐怖がまありを襲う。
景「……まあり、やっぱ止めよう☆」
まあり「景くん…?」
景「…俺さ、今まで色んな女と関係持ったけど…。まありは大事にしたいんだ…。大事なまありを壊したくない…」
ギュッと景がまありの手を握り締めた。
まあり「……景くん…、少し怖いけど……けど、大丈夫だよ…?景くんの事、もっと知りたい……」
景はまありの髪の毛を優しく撫でた。
景「……嫌だったら、言って?」
まあり「うん……」
そして、また二人はギュッと手を握り締めた。
景くんと一つになった……。
不思議な気分……。
さっきまでの私とは、少し違う今の私……。
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