第26話

10/10
前へ
/296ページ
次へ
景「そういえばさ、」 隣でまありの髪の毛を撫でてた景が話し出した。 まあり「ん?」 景「渋谷から聞いたんだけど、橘が自分の靴隠されてんのに、まありの下駄箱の落書き消してたんだって」 まあり「美鈴が?」 知らなかった…。 美鈴がそこまで、私の事を考えてくれてたなんて…。 景「まありがまた学校来れなくなるって、必死に落書き消してたんだって。親友ができて良かったな」 親友……。 友達とは違う、特別な友達。 まありは心から嬉しくなった。 今までは一人だったから、でも今は一人じゃない…! まあり「うん!恋人と親友ができて嬉しい!」 ずっと大事にしたい…。 景くんも、美鈴もや渋谷くんも…! .
/296ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1225人が本棚に入れています
本棚に追加