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景「そういえばさ、」
隣でまありの髪の毛を撫でてた景が話し出した。
まあり「ん?」
景「渋谷から聞いたんだけど、橘が自分の靴隠されてんのに、まありの下駄箱の落書き消してたんだって」
まあり「美鈴が?」
知らなかった…。
美鈴がそこまで、私の事を考えてくれてたなんて…。
景「まありがまた学校来れなくなるって、必死に落書き消してたんだって。親友ができて良かったな」
親友……。
友達とは違う、特別な友達。
まありは心から嬉しくなった。
今までは一人だったから、でも今は一人じゃない…!
まあり「うん!恋人と親友ができて嬉しい!」
ずっと大事にしたい…。
景くんも、美鈴もや渋谷くんも…!
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