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二人はトイレから出て、教室まで歩く。
美鈴「ねぇ、まあり!もう少しでね、輔の誕生日なんだ☆」
まあり「そうなの?じゃ、美鈴お祝いしないとね!」
美鈴「で、何かあげたいんだけど悩んでて;まあり今日買いに行くの付き合って!」
パンっと両手を合わせられ、お願いのポーズをする美鈴。
まあり「いいよ!景くんには美鈴と帰るって言うし」
美鈴「ありがとう!でさ、プレゼントの事は二人だけの内緒だからね☆びっくりさせたいんだ!」
まあり「うん!わかった!内緒ね☆」
二人は笑い合う。
まありは親友と内緒話なんて嬉しくて楽しかった。
些細な事だけど、友達と共通の秘密をもち、分かり合える事がまありは嬉しかった。
笑っていると、美鈴の背後に影が。
渋谷「…何、楽しそうに笑ってんの?」
ギュッと美鈴を後ろから抱きついた渋谷。
美鈴「うわっ?!びっくりした~」
最近、こんな二人を見かける。とても仲が良くて、微笑ましい感じだ。
美鈴「内緒だもん!ね~?まあり☆」
まあり「えっ?うん!内緒☆」
とまた美鈴とまありは笑い合う。
渋谷「…何だ、それ。女って内緒話好きだよな…」
渋谷くんの為にしてるんだよ、美鈴は。
なんて言えず、面白くなさそうな渋谷をまありは見てた。
まあり「そういえば、渋谷くん。景くんは?」
渋谷「平沢ならトイレ。すぐ来るよ」
と話していると景がトイレから出てきた。
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