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景「まあり!ハンカチ貸して;忘れてきた」
まあり「はい!」
サンキューと言い、景が手を拭く。
まあり「そだ!景くん、今日は美鈴と帰ってもいい?」
景「え~;なら、俺も行く」
はいっとハンカチを返された。
まあり「ごめん;今日は女の子同士で帰りたいんだ;」
景「……わかった!気をつけて帰れよ!」
クシャクシャと頭を撫でられた。
まあり「うん!ありがとう」
そんな楽しそうなまあり達の姿を見つめる影。まあり達は気づかない。
この時の私は、美鈴と買い物に行ける嬉しさで浮かれていた。
後に、悲惨な出来事が起きるとは思いもしなかった。
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