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美鈴「輔に何あげよう?」
授業が終わり、まありと美鈴は街を歩いていた。
まあり「ん~。美鈴は大体あげる物決めてきたの?」
美鈴「全然;だから聞いてるんじゃない~」
まあり「私が決めるの~?」
渋谷くんって、香水って感じじゃないし、悩むな~;
ん~っと悩むまありの様子を美鈴は見ていた。
美鈴「最初ね、輔に告白した時に私、気づいたんだ」
まあり「何を?」
美鈴「輔はまありの事が好きだって…」
まあり「えっ?」
美鈴「でもね、そこを無理に付き合ってってお願いして、試しに付き合ってくれたんだけど;最近、輔がちゃんと私を見てくれてるのが嬉しいんだ☆」
まあり「美鈴…」
知らなかった…。
美鈴と渋谷くんに、そんな事があったなんて…。
美鈴「まあり!そんな顔しないで!最初は全然相手にしてくれなかったよ。手だって無理矢理、私から繋いでたし。でも、最近は輔から手繋いでくれるし!」
美鈴の嬉しそうな顔を見て、まありも嬉しくなった。
美鈴「あっ!まあり!これなんてどうかな?」
美鈴が店の前で止まり、目に入ったのは腕時計だった。
黒いベルトで、渋谷くんにぴったりな感じだ。
まあり「腕時計だったら、ずっと身につけれるしいいかも!」
美鈴「決めた!買ってくる!」
美鈴が店の中に入っていった。
サバサバしてる美鈴は、すぐに決めるのが早い。
美鈴らしいな~とまありは感心していた。
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