1225人が本棚に入れています
本棚に追加
まありがお風呂に入っている頃。
美鈴と渋谷はまありが出て来るのを待っていた。
美鈴「………」
どうしよう……。
まありがあんな目にあったのは私のせいだ……。
私が買い物に誘わなかったら今頃……。
まありの事を思うとまた涙が溢れてきた。
そんな美鈴の肩を優しく渋谷が抱き寄せた。
渋谷「……自分を責めてる……。今は、あの人の事だけを考えよう……。辛い時に一緒にいてあげよう…?」
美鈴「……輔……」
渋谷「……友達だろ?俺ら」
そうだ……。
まありがこんな時に私が落ち込んでたら余計ダメになる…。
美鈴「うん……。そうだね!」
まありが立ち直るまで一緒についててあげよう…!
ガチャ
お風呂の扉が開く音が聞こえた。
美鈴「まあり上がったのかな…?」
渋谷「……時間が長くないか……?」
渋谷の言葉に美鈴は不安になり、まありがいるお風呂場へ向かった。
ガチャ
美鈴「まあり…?」
最初のコメントを投稿しよう!