第27話

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まありがお風呂に入っている頃。 美鈴と渋谷はまありが出て来るのを待っていた。 美鈴「………」 どうしよう……。 まありがあんな目にあったのは私のせいだ……。 私が買い物に誘わなかったら今頃……。 まありの事を思うとまた涙が溢れてきた。 そんな美鈴の肩を優しく渋谷が抱き寄せた。 渋谷「……自分を責めてる……。今は、あの人の事だけを考えよう……。辛い時に一緒にいてあげよう…?」 美鈴「……輔……」 渋谷「……友達だろ?俺ら」 そうだ……。 まありがこんな時に私が落ち込んでたら余計ダメになる…。 美鈴「うん……。そうだね!」 まありが立ち直るまで一緒についててあげよう…! ガチャ お風呂の扉が開く音が聞こえた。 美鈴「まあり上がったのかな…?」 渋谷「……時間が長くないか……?」 渋谷の言葉に美鈴は不安になり、まありがいるお風呂場へ向かった。 ガチャ 美鈴「まあり…?」
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